【HSP夫】ADHD妻と、はじめての”妊活”

出産について

どうも、HSPの夫です。今後、妊娠・出産・子育てといった話を書いていきます。今日は妊活を始めた時のお話です。ADHD妻とHSP夫である私たち夫婦がどのように妊活に向き合ったか、共有させていただきます。

もともと子供が欲しいわけではなかった

そもそもわたしたちは、こどもが欲しいというタイプでもなく、”結婚したら必ず子供を作ろう”といったモチベーションもありませんでした。むしろ、2人とも自分が子育てをするイメージがつかず、また自分の時間や2人の時間が減ることを受け入れられる自信もありませんでした。2人とも子育て以外に”やりたいこと”がたくさんあり、自己実現のために日々努力するというタイプだったことが、”こども”を考えるにあたって大きなハードルになったように思います。

状況が変わったのは結婚式が終わった頃でしょうか。ADHD妻が、”HSP夫とだったら子育てをしてみてもいいかもしれない”と言ったのです。式を終える頃には既に1年以上共同生活を営んでいて、夫婦としての形も見え始めていました。その中でわたしに対する信頼感を得られたのかもしれません。

その後、2人でいろいろと話し合いました。当時既に夫婦ともに30代に突入していて、欲しいと思ってすぐ授かるわけではないこと、将来こどもが欲しくなった時に”高齢出産”になるリスクや不妊のリスクがあることなども考慮しつつ、一方で2人とも今頑張っていることや将来やりたいことが達成できなくなる可能性も考えました。

結果的には、妊活をしてみようか、という話で纏まりました。数十年後にこどもを授かることができなくなってから後悔するよりも、自己実現と”こども”を両立することを目指してみようと。難易度は高いだろうし、大変な時期もあるだろうけれど、何とか乗り切っていこうということになりました。

そもそも妊活って何だろう

時間をかけて”こどもをつくろう”という結論に至ったわたしたちでしたが、では次に何をすればいいのか、理解していませんでした。”妊活”という言葉は辛うじて知っていたため、まずは妊活というのが一体どんな営為(アクティビティ)のことを指しているのかを調べるところから始めなくてはいけません。

調べてみると、一言で”妊活”といっても、単に避妊具なしでの性交渉を指していたり、基礎体温の測定や排卵日の予測を指していたり、産婦人科を受診して検査してもらうことを指していたりと、人によって言葉の使い方にずいぶん幅があることがわかりました。

わたしたちの”妊活”

ではわたしたちの”妊活”はどこから始めるか。2人で話し合い、試行錯誤した結果、避妊具なしの性交渉をベースとし、基礎体温の動きも少しだけ意識する、という内容になりました。

ADHD妻は、妊活を始めることになった途端エンジン全開です。”早速産婦人科で検査してもらおう!”と息巻いていましたが、時間とお金もかかるので、あまり焦り過ぎず、まずは身近なことでできることから始めようと私から伝えて、納得してもらいました。

まず取り組んだのが、TENGAのMEN’s Loupe基礎体温計です。TENGAのMEN’s Loupeは精子数を確認するのに使いました。また基礎体温計を使って月単位の周期を、大まかに把握できました。TENGAと基礎体温計については今後詳しい記事を書くつもりです。

さて、まずは妊活の第1歩を踏み出したものの、常に順調に進んだわけではありませんでした。基礎体温を測定することで、ある程度排卵のタイミングが予測できるようになりますが、ADHD妻は”基礎体温計の測定の結果排卵はXX日と予測されるため逆算すると射精は△△日が望ましい”といったような妊活が非常に苦手。性交渉のタイミングをコントロールすることがむしろストレスになってしまいました。そうであれば連日性交渉すればいいという考え方もありますが、HSP夫にとっては連日の性交渉がストレスになってしまう状況で、お互いにとって無理のないバランスを探すのに苦労しました。

結果的には、単に避妊をせず基礎体温はなんとなく意識する、というのが、わたしたちの妊活のスタートとなりました。初めてのことばかりで戸惑ったり、うまくいかない部分もありましたが、お互いが納得のいく妊活の方法が見つかったことが何よりだったと、振り返って思います。

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