【ADHD妻】元夫との離婚話~性格の不一致~

結婚について

この記事では、元夫との性格の不一致による離婚について紹介します。結論から言うと、「性格の合わない二人が結婚したのが原因」なのですが、離婚経験者として結婚に悩むみなさまに絶対に伝えたいこともありますのでぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

やりたいことは我慢せず挑戦したいADHD妻と、安定した生活を望む元夫

元夫との結婚生活中に、仕事のキャリアアップのために転職もしくは大学院進学を考えていることを相談した直後、元夫からは想像もしていないような返答がありました。

「ご飯は基本自炊、飲み物も水筒、飲み会はゼロ、趣味ゼロ、旅行なし、なら成立するかも。」

「生活水準下げなきゃいけないな~」

「俺だって大学院行きたいよ。」

内心は、「あれ、応援してくれないの?生活水準は下がるかもだけど、工夫して頑張ろうとか言ってくれないの?え、そもそも大学院行きたいならそう行けばよくない?そんなの初耳ですけど?」と、もやもやが広がりました。たしかに転職をすると、やってみたいことに挑戦できたり、ライフワークバランスが整ったりする反面、給与が下がる可能性はありました。しかし、”夫婦なのだから”当然応援してくれるだろう、そんな勝手な期待を抱いていたのです。しかし残念ながら、エリートサラリーマンの元夫は、妻の夢や理想を応援する気にはならなかったようです。

ADHD妻は、ありがたいことに両親からやりたいことを制限されたことがありませんでした。なんでもやらせてくれましたし、どんなこともいつも応援してくれました。それが家族だと思っていました。それが夫婦だと思っていました。それが結婚生活だと思っていました。しかしそれはADHD妻の家族の話であって、元夫の家族や理想の家族とは違うものでした。

自分が引っ張っていきたいADHD妻と三歩下がってついてきてほしい元夫

これは年齢差や年代の差もあるかもしれないのですが、元夫はみんなの前、特にお酒の席では「妻の得意料理は突っ込むだけの鍋。」などと、相手よりも立場が上であることをアピールするタイプでした。それに対してADHD妻は「そういうことを人前で言うのはダサいよ。」と言ってしまうものですから、三歩下がってついてくる妻が理想な夫のプライドを木端微塵にしたのです。

他にも、デートや旅行の行き先、外食のお店選びは自分で決めたいADHD妻でしたが、自分についてきてほしい元夫とはよく揉めました。

真逆の理想像

ADHD妻の理想の家族とは

・それぞれが好きなタイミングでやりたいことをやりたいようにやる

・家族の中でなにか困ったことがあれば一致団結する

・「ありがとう」とは特に伝えず日々の行動で示す

このように、わりと個人の自由度が高めだけれど仲の良い家族が理想でした。

対して元夫の理想の家族は

・お互いに気遣いを自然にし合う。またその程度も同等。

・感謝を忘れない

と、お互いの歩幅を合わせるような家族が理想でした。

「俺を大事にしろ」ということだったのだろうな、と今では思います。ADHD妻はADHD妻で、「私の欲求を満たせ」と思っていたのですから、お互い様ですね。

なぜ結婚したのか

ここまで読んでくださった方ならみんな思いますよね。

「なんで結婚したんだ。」と。

今ならADHD妻も同じことを思います。しかし当時は、付き合った時点で相手が“結婚を前提としていた”ため、その他の選択肢が考えられなくなってしまっていたのです。「結婚する」と決まっているし、みんなにも言ってしまったし、なんか喧嘩も多いけど、結婚したらうまくいくかもしれない。と淡い期待を抱いていました。それは元夫もそうだったようです。

同棲後の結婚のすゝめ

離婚経験者としてみなさんにぜひ言いたいことがあります。

それは、「同棲をしてから結婚を考えよう」です。

婚期を逃すのが心配なら、自分の中で期限を決めて同棲してください。自分の中でだけです。相手にも期限を伝えると、その間だけ頑張り、ボロが出なくなる可能性があり見極められなくなるからです。

離婚は結婚の何十倍も労力気力が必要です。ぜひ同棲して、二人は本当に合うのか、一生かけて添い遂げられるか、考えてください

もしすでに結婚して悩んでいる方が読んでくださっているのなら、離婚の選択を考えてみてください。ADHD妻は、結婚生活がうまくいっていないのに離婚を考えることができず、お互いがボロボロになるまで傷つけ合ってしまいました。

再婚後は、自分がこんなに穏やかな人間だったのかと、自分で自分に驚くほど安定した毎日を過ごすことができています。再婚後についても、いつか紹介したいと思います。

タイトルとURLをコピーしました